伊豆大島の車は品川ナンバー
5月22日(日) 東京都大島町
初めての伊豆大島で まず驚いたのは、車が品川ナンバーだという事。なるほど、伊豆七島は東京都だから当然だけれど、「すもうナンバー」と馬鹿にされる「相模ナンバー」をつけている私には、うらやましかった。
朝5時半に、東京都ラジオ体操連盟の参加者が400人も臨時の船で到着。放送後には、地元の方々が「あしたば汁」をふるまって下さった。
帰りに時間があったので三原山へ登りに行き、ラジオ体操連盟の方々に遭遇。白い上下の体操着姿の列が、延々と山頂へと続いている眺めは見事だった。一般の観光客は「何事か?」と目を白黒させていたが・・・
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死んでいたピアノの復活
6月24日(金) 北海道日高町
この日の放送に使ったピアノは37年ぶりに調律したものでした。ソフトぺダルには、添え木がされ 白い布が巻かれ、使用禁止状態。まるで骨折者のよう・・・。(元々ソフトペダルは使う必要が無いのでかまわないのですが)
調律師の方が「さっきまで死んでいたピアノです。ようやく息をふきかえしましたけれど、これが限度ですね。」とおっしゃった。巡回では、時々このような調律師泣かせのピアノに出会う。
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朝5時のラッシュ
7月24日(日) 沖縄県うるま市
沖縄は日没も日の出も遅いから、夜 遅くなってから出歩く人が多いようだ。
特にこの日は日曜だったので、朝5時にホテルを出て、放送会場へ向かう道は、帰宅する代行車のラッシュ。
沖縄のラジオ体操参加者は、集合時間の6時前はまだ暗いせいか、出足の遅さも日本一。6時半の生放送中に、到着なさる方も多い。参加者人数を放送で発表するので、人数の確定がなかなか難しい。
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放送に流れていない・・・
7月26日(火) 埼玉県吹上市
なかなか良い放送で 満足してホテルに戻って朝食。しかし、我々の知らない所で事件は起きていた。初め5分間位の体操指導者の声とピアノの音などのマイクが生きていなくて、放送には会場の音しか流れていなかった。全国の皆さんの中には、ラジオが壊れたかと思って 叩いた方が多かった事と思います。
私の母も、ボリュームを上げたり叩いたりで、5分過ぎに音声が復活した時は悲劇だったようですから・・・今後このような事の無いようにしていきます。
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力道山の親戚?
8月1日(月) 兵庫県猪名川市
前日のリハーサルの時に、体操指導者の読むコメントに「多田銀銅山」という名称がありました。一瞬、何の事かわからず、リハーサル終了後に尋ねました。
「ねぇ、さっき力道山の親戚みたいな名前言ったけれど、どんな字書くの?」
全国の方も私と同じ疑問をいだきそうなので、放送では「銀や銅が多く採れ・・・」みたいな感じになりました。
字で見ると、何とも感じないでしょうが、耳で聞くと何の事か直ぐに理解出来ない言葉があります。そのような言葉の無い放送にと心がけております。
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大きな大きな酒樽
8月13日(土) 岩手県石鳥谷町
体力勝負の東北5日間巡回の初日の会場には、大きな酒樽の建物があった。運動公園の監視塔になっていて、2回の監視室からは酒樽だけに窓が360度ついていて監視しやすいらしい。近くにいた方に話かけたら、「建物についている水道の蛇口をひねってごらん、お酒が出るから・・・」と、しっかりからかわれた。言うまでもなく、日本酒のおいしい土地だ。
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地震で新幹線がストップ
8月16日(火) 秋田県秋田市
放送終了後、秋田市内の老人ホームへおじゃまして、みんなの体操の普及活動。その後、11:23の秋田新幹線に乗って23分後に地震発生。しばらく止ったままで、状況がまるでつかめず困惑。携帯電話も不通になってしまった。何とか大曲まではトロトロと走ったが、そこで停止。「本日の旅行は中止して下さい。」のアナウンス。こっちは何としてでも青森県名川市まで行かないと、1年がかりで用意してくれた地元の皆さんに申し訳がたたない。結局、秋田まで戻り、秋田局の方のはからいで、陸路を青森まで移動。青森へ着いた時には、すっかり暗く、リハーサルは早朝の5時過ぎにすることにした。本日の移動時間は7時間半。災害の渦中にいる時は、情報不足に陥るという事を実感した。
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40台近くの観光バス
8月20日(土) 石川県かほく市
海沿いの公園が会場。早朝に観光バスが40台近く集まった。すべてラジオ体操の参加者だ。かほく市は、合併した為にかなり広くなり、遠くにお住まいの方を早朝 集めるには 巡回バスを走らせるしか無いらしい。全国の市町村合併が増えているので、これからはこういう光景が増えるのかもしれない。
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